ブラックロック

 

ブラックロック、米国株を格上げ

資産運用の世界最大手BlackRockが、米国株を「中立」から「オーバーウェイト」に格上げした。
当面は米企業の収益拡大と減税が米株価を押し上げるという。


タクティカルな観点から、米国株を中立からオーバーウェイトに格上げする。
理由: 足元の財政刺激策は米企業の利益成長を強く後押しする。

ブラックロックのRichard Turnill氏は19日付週次コメンタリーで米国株を格上げしている。
他地域と比較しても、米企業収益の上方修正は抜きんでているという。
さらに、今月上旬の株価下落により、バリュエーション上の魅力が少し増したとしている。
米国株市場全体に強気とした上で、特にモメンタム銘柄・バリュー銘柄・金融・テクノロジーを選好しているという。


ブラックロックは同時に欧州株を中立に格下げした。
企業収益は堅調であるものの、他地域と比べると遅れが見えるためという。
新興国市場は依然として有望としている。

ターニル氏による(米国株に)強気な言葉が並ぶ。

「新たな米税制や財政支出プランが今後もたらす効果は、まだ市場に十分には評価されていないと信じている。
・・・強気相場の現段階における比較的短いホライズンで言えば、企業収益の方がバリュエーションより強く効いてくると考える。」

一方で、リスク要因にも言及している。

「インフレ加速圧力がマージンを脅かし、実質金利上昇が株価倍率を押し下げるかもしれない。
減税の棚ぼたが、こうした要因に対する企業収益のバッファーとして働いてくれるだろう。」


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