グリーンスパン:ビットコインはやはり危ない

アラン・グリーンスパン元FRB議長が、ビットコイン先物の上場を控えた6日ビットコインに対する見方を語っている。
一定の理解を示しつつも、強い警戒心をもって帰趨を注目しているようだ。


CNBCがグリーンスパン氏のビットコインに対する見方を55秒の印象的な映像にまとめている。


According to Alan Greenspan, bitcoin is ‘not a rational currency’ from CNBC.

「人類は価値を生む、評価する、判断するが、それは常に合理的とは限らない。
(ビットコインが)価値交換の媒体としての価値を無から生み出したのかどうかはわからない。」


通貨の探求に人生を捧げてきたグリーンスパン氏は、ビットコインを「魅力的な実例」と話す。
その見方は人類の性質に根差し、時として不合理な人類が「合理的でない」ビットコインを生み出したと語る。
時として不合理な人類だからこそ、合理的でない通貨でも取引をするのだという。

なぜなら人々は長い間信じてきた。
『他の人に売るか押しつければいい。
市場形成に必要なのは、それだけだ。』

無価値なものでも、他人を丸め込んで買わせることができればそれはそれでいい。
これは、金融詐欺に通じる考えだが、程度の差こそあれ、市場参加者の考えの一側面でもある。
私たちは、いつか投資が回収できると思うからこそ投資をする。
詐欺は絶対悪だが、保有株を他の人にいい値段で買ってもらうことは悪ではない。
売る方のモラルは重要だが、買うのには買うだけの理由がある。

「考えてみれば、人類は無価値なものすべてを買ってきた(笑)。
・・・
人々はオッズが悪いのにカジノでギャンブルをする。
誰もそれを止めない。」

(次ページ: ビットコインは価値を失うのか)


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