ガンドラック:米ドル相場の占い方

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、2018年の為替とコモディティ相場を展望した。
投資家が米ドル相場の見方を誤っていると指摘した他、コモディティへの投資を勧めている。


「2017年で興味深かったのは、投資家が1年を通して大きくミスったことだ。
最も目立ち、かつコンセンサスのあった予想=ドル高でだ。」


Jeffrey Gundlach: The Fed is ‘clearly’ going to hike rates from CNBC.

ガンドラック氏はCNBCのインタビューで2017年の債券・為替市場を振り返った。
FRBが利上げを進めるからドル高になるという短絡的な予想は見事に裏切られたのだ。

私が顧客や投資家に言いたいのは、FRBの短期的な動きが米ドルを動かしているのではないということ。
よりドル相場と相関しているのはFRBの予想に対する債券市場の予想、例えば18か月のフォワード金利だ。

ガンドラック氏のメッセージは明確だ。
ドル相場を読む上で重要なのは、今FRBが何をやっているかではない。
みえみえの近い将来などとっくの昔に市場は織り込んでいる。
大切なのは将来どうなるかだ。
そこで挙がったのが18か月後のフォワード金利。
FRBの考えはドット・プロットでうかがうことができ、市場の考えは先物価格から計算できる。
2018年のFRB利上げ回数予想は、FRBが3回、債券市場が2回だ。

「ドルの先行きは面白くなると思う。
今回は債券市場の方が正しいという結果になるだろう。」

債券市場が正しいなら、金利上昇が小幅になるということ。
つまり、思うほどにはドル高要因とはならないと言いたいのだろう。

(次ページ: 2018年の一押しはコモディティ)


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