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【レビュー】2017年の注目記事

あっという間に過ぎた2017年、世界の投資家にとっては恵まれた市場環境となった。
今年1年をその時々に特徴的な記事で回顧しよう。


《上半期》

1月 BOE・ハーバード:「債券大虐殺」より悪い結果に終わる 2016年までの債券の強気相場が急激な調整をもたらす懸念が心配された。
ジェレミー・グランサム:株価はゆっくりと不完全に萎む 今回の米株高はバブル崩壊ではなく、緩やかな低下で終わる可能性があるとの意見が出された。
2月 クリストファー・シムズ:インフレ税で軽減しろ 物価水準の財政理論に基づき、日本に対し財政インフレで政府債務の実質負担を減らせとの提案がなされた。
白井さゆり:インフレが消費を鈍らせる インフレは経済をよくするという考え方が常に成立するものではないとの声が多くなった。
3月 技術革新で雇用が奪われるのが問題なら・・・ 技術革新が雇用を脅かし賃金上昇を阻害するとの心配が高まり、ロボット税などのアイデアが語られるようになった。
スティグリッツ:日銀保有の国債を放棄せよ 良心の人が日本に対し実質的なヘリコプター・マネーを勧めている。
ビル・グロス:債券は好みじゃない 債券相場の反転を嗅ぎ取り、債券王までもが債券に魅力を感じなくなっている。
4月 ゴールドマン:ドル買い推奨を取り下げ 2016年からドル高を予想してきたGSがついに白旗を挙げ、2017年はドル安の歳に。
フィッシャー副議長:数百万が職を失い家を失った FRB副議長は安易な金融規制緩和に警鐘を鳴らしている。
5月 ジェレミー・グランサム:2000年以降の市場の変容 バブルの専門家が、米市場について「This time is different.」と言い始めた。
6月 【輪郭】「輸出は円安ではたいして増えない」の意味 円安誘導による輸出増をもくろんできた政府・日銀が、輸出数量に対する円安の効果が大きくないことを認め始めた。

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